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ねこでこ茶屋 


歌舞伎と着物とイチローと・・・etc
by nekodeko2

2008年11月10日(月)

イマイチ体調がすぐれず。
今日は仕事もないし、勉強も自主休業して一日ごろごろ。
でも、寝られなかったので、借りていたDVDを観る。。。

観たのは『眠狂四郎 円月殺法』。
片岡仁左衛門さまが孝夫時代だった83年のテレビドラマですわ。
ニザさま四十代。
はあ~~~~、う、うつくしいの、なんのって。。。ウットリ。
立ち姿振る舞いから殺陣から歩き方から声まで・・・もう完璧。
2008年11月10日(月)_e0152142_195417.jpg

でも私ったら
去年、市川雷蔵さんの狂四郎をBSで見たときにも全く気付かなかったんですが
眠狂四郎さんは、バテレンが武家の娘をむりやり手込めにして生まれた子供なので
ハーフという設定だったんですね。
だから雷蔵さんの髪の毛があんなに茶色だったわけね。

そういう哀しい運命を背負っているがゆえ、性格がちょっと歪んで残酷。
・・・でも、子どもにはすごく優しいんですよね。
それから
狂四郎さんて、ものすごい「スケベ(死語?)」なお兄さんだったんですね・・・・汗
ゆえに、ストーリー自体もものすんごく妖艶な場面満載なわけで(汗)
普通のお宿もあるのに、誘われると迷わず女郎宿にクールに入っていく狂四郎さん(笑)
美しい女の人もいっぱい出てくるんですが、みんなすぐ上半身を見せちゃう(苦笑)
特に第一話目の冒頭シーンで、
いきなり松尾嘉代さんが胸を露わににしちゃうんですよ~
びっくりして、ご飯を吹き出しそうになりましたわ(汗)
映画ならまだしも。お茶の間ドラマでこれって刺激的過ぎ(笑)
つい20年前は当たり前だったのかなあ。。。
私はあの当時、「必殺」シリーズぐらいしか時代劇は観てなかったから
全然知らなかったけど
世間のお父さん、お母さん、子どもに隠すの大変だったんでしょうなぁ^^;

でも、どうやら仁左右衛門さんの狂四郎さんは、
原作から比べると、それでもかなり淡泊でストイックなんだそうで
それに比べて田村正和さんの演じた狂四郎は、
さらにスケベ度が高く女に残酷なんだとか(笑)
・・・私はニザサマの狂四郎で十分であります(笑)

そういえば、息子の孝太郎さんもゲスト出演されてました。
山田五十鈴さんの息子という設定で、哀しい末路をたどる少年の役なんですが
まだ声変わり仕立ての孝太郎さん・・・中学生ぐらいかな?
美しいニザさまと、可愛い孝太郎さんの親子共演が微笑ましいです。

★時代劇といえば、NHK『陽炎の辻2』。もうすぐ終わっちゃうなあ。
にしても、先日の磐音さんは、ホントかっこよかった~~!
「いかにっ!」って大塚左門を叱るところの、あの表情と、その後
「そのためにここにいるのです」っていう柔和な表情・・・ドキドキしちゃったわ~
それから、ここ数回なかった激しい殺陣。
今回は見どころありましたね~^
吉村作太郎役の市瀬秀和さんは、私が注目してる時代劇役者さんなんですが
山本くんと市瀬さんの2人が、まるで舞ってるみたいな美しい動きとコンビネーションに
ホレボレしました~~。
来週と最終回は、原作のあの場面中心になるのかな。。。
原作では、ここはサイコーに涙しました。。。ドラマはどんなふうになるのかな。
by nekodeko2 | 2008-11-10 18:32 | 日記
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