2008年11月7日(金)立冬
昨日買ったゆるぎ帯締めと足袋。
帯締めの色、昨日は「すみれ色」と書いたけど
「灰桜色」に近い、はんなりとした京風の淡い色です。
日本古来の和色は複雑だけど、その名前がとても素敵。
何色に近いんだろう・・・と考えるのも楽しいです。
ところで、ゆるぎは「冠」と書いて「ゆるぎ」と読むのね。
ゆるぎの帯締めは、普段にも洒落着にも、ちょっとした礼装にも使え
色によっては通年使えるということなのでかなり便利。
今回は、京都の和装小物屋さん「きねや」が数日間出店していて
定番のゆるぎ帯締めが通常の半額でした。
こういうときを上手に利用して、少しづつ色を揃えていきたいなあ。
足袋は全く割引になってなかったけど
いろいろ履いた中で、今のところ一番自分の足にしっくりきている
福助の4枚コハゼの綿キャラコを2足購入しました。
福助の足袋には足幅が4種類あって、「ゆたか」「なみ」「ほそ」「ささ」とあるのだけど
私はその中の「ささ」の22センチ・・・「馬鹿の小足」ってやつであります(泣)
靴でもそうだけど、ホント、小足はバーゲン品がなく、金がかかって困るのです。
とはいえ、いつも福助の足袋を履いてちゃ、お金が持たないので
ちょっとしたお出かけ程度なら、五本指靴下の上に
ストレッチ製の足袋カバーを履いてしのいでいます。
★昨日、地下鉄で素敵な着物を着たご婦人に出くわしました。
50代から60代ぐらいの方だったのですが、
秋の空のような濃い青から薄い青までのグラデーションで彩られた
水彩画タッチの大きめのカトレアの花が
アイボリー地に大胆に散りばめられた小紋。
そして、柿色のような赤茶色のような、ざっくり織られた紬系の名古屋帯。
帯締めはアイボリーぽい白茶色。
あまりに素敵で、ちょっとじろじろ見ちゃったかもしれない(すみません)・・・。
この年代の方って、どちらかというとシックな紬系を好まれる方が多く
このご婦人のように、
着物全体に大柄な模様が入った華やかな小紋を着る方って、本当に少ないのですよね。
でも、着付け教室の先生もアシスタントの方も50代~60代ですが
そういえば、いつも小紋。紬でも後染めした華やかな紬です。
ある日の50代のアシスタントさんは、
白地にかなり濃いピンク色を中心としたパステルカラーの花模様の小紋を
もう、とっても素敵に着こなしていたので
「こんなこと言うと失礼ですが、若い人が似合いそうな柄なのに
ものすごく素敵に着こなしてて、眼がウロコって感じです。とってもお似合いですね」
と言ったら
その方が言うには、20代30代の人が華やかな色柄が似合うのは当然。
でも、実はそういう色柄の着物は、歳を取ってからもまた似合うのだとか。
もちろん、若いときと同じような帯やコーディネートはまずいけど
帯や小物をうまく合わせることによって、かえって悪目立ちしないのだとか。
逆に地味目にシックな装いが格好いいのは30代40代の中年世代。
「あなたみたいな若いうちのほうが、かえって地味な色が映えるのよ~
でも、華やかな着物はもう着られない・・・なんて処分しちゃ駄目よ。
そのうち、また着られるときがくるから」と。
あの・・・私若くありませんが・・・(苦笑)と思ったけど
貴重なアドバイスに、大きく頷いてしまったのでした。
ホント、改めて着物は奥が深いなあ。
帯締めの色、昨日は「すみれ色」と書いたけど
「灰桜色」に近い、はんなりとした京風の淡い色です。
日本古来の和色は複雑だけど、その名前がとても素敵。
何色に近いんだろう・・・と考えるのも楽しいです。
ところで、ゆるぎは「冠」と書いて「ゆるぎ」と読むのね。
ゆるぎの帯締めは、普段にも洒落着にも、ちょっとした礼装にも使え
色によっては通年使えるということなのでかなり便利。
今回は、京都の和装小物屋さん「きねや」が数日間出店していて
定番のゆるぎ帯締めが通常の半額でした。
こういうときを上手に利用して、少しづつ色を揃えていきたいなあ。
足袋は全く割引になってなかったけど
いろいろ履いた中で、今のところ一番自分の足にしっくりきている
福助の4枚コハゼの綿キャラコを2足購入しました。
福助の足袋には足幅が4種類あって、「ゆたか」「なみ」「ほそ」「ささ」とあるのだけど
私はその中の「ささ」の22センチ・・・「馬鹿の小足」ってやつであります(泣)
靴でもそうだけど、ホント、小足はバーゲン品がなく、金がかかって困るのです。
とはいえ、いつも福助の足袋を履いてちゃ、お金が持たないので
ちょっとしたお出かけ程度なら、五本指靴下の上に
ストレッチ製の足袋カバーを履いてしのいでいます。
★昨日、地下鉄で素敵な着物を着たご婦人に出くわしました。
50代から60代ぐらいの方だったのですが、
秋の空のような濃い青から薄い青までのグラデーションで彩られた
水彩画タッチの大きめのカトレアの花が
アイボリー地に大胆に散りばめられた小紋。
そして、柿色のような赤茶色のような、ざっくり織られた紬系の名古屋帯。
帯締めはアイボリーぽい白茶色。
あまりに素敵で、ちょっとじろじろ見ちゃったかもしれない(すみません)・・・。
この年代の方って、どちらかというとシックな紬系を好まれる方が多く
このご婦人のように、
着物全体に大柄な模様が入った華やかな小紋を着る方って、本当に少ないのですよね。
でも、着付け教室の先生もアシスタントの方も50代~60代ですが
そういえば、いつも小紋。紬でも後染めした華やかな紬です。
ある日の50代のアシスタントさんは、
白地にかなり濃いピンク色を中心としたパステルカラーの花模様の小紋を
もう、とっても素敵に着こなしていたので
「こんなこと言うと失礼ですが、若い人が似合いそうな柄なのに
ものすごく素敵に着こなしてて、眼がウロコって感じです。とってもお似合いですね」
と言ったら
その方が言うには、20代30代の人が華やかな色柄が似合うのは当然。
でも、実はそういう色柄の着物は、歳を取ってからもまた似合うのだとか。
もちろん、若いときと同じような帯やコーディネートはまずいけど
帯や小物をうまく合わせることによって、かえって悪目立ちしないのだとか。
逆に地味目にシックな装いが格好いいのは30代40代の中年世代。
「あなたみたいな若いうちのほうが、かえって地味な色が映えるのよ~
でも、華やかな着物はもう着られない・・・なんて処分しちゃ駄目よ。
そのうち、また着られるときがくるから」と。
あの・・・私若くありませんが・・・(苦笑)と思ったけど
貴重なアドバイスに、大きく頷いてしまったのでした。
ホント、改めて着物は奥が深いなあ。
by nekodeko2
| 2008-11-07 17:38
| 日記
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